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神保康介 | ホイポイプロダクションズ

  • 2021年7月21日

淡路島西部、五色の村へやってきた。【RPGトラベルガイド:淡路島クエスト】

さて、ふたつめのアイテム「おのころの塩」を求めて五色の村へやってきた。それにしてもこの勇者のつるぎの材料とやらは不思議だ。傷口に塩をもみこむという言い回しがあるが、それを狙ってちょっと塩味を効かせておこうという趣向だろうか。ありがたいつるぎが錆びないか心配である。 村人が立っているので話しかけてみる […]

  • 2021年7月20日

さざれいしの巌のこけをゲットしよう【RPGトラベルガイド:淡路島クエスト】

さて、まずは勇者のつるぎの材料を集めに行かなければ。ひとつめの「さざれいしの巌のこけ」って、そういえばさっき見たような・・・。 伊弉諾神宮の参道を戻ると、やはり途中にあった。これだ、小学生の頃国歌斉唱のときによく訳もわからずに歌っていた「さざれいしのいわおとなりて こけのむすまで」ってこのことだった […]

  • 2021年7月19日

そして、伝説へ。淡路島の名勝「伊弉諾神宮」で見つけた、ぼうけんのしょ【RPGトラベルガイド:淡路島クエスト】

兵庫県に生まれ育った僕だが、淡路島が古事記の冒頭を飾る国生み伝説の舞台である、ということを知ったのは移住してからのことだ。神話の神々と弥生~古墳時代の王や女王、そして現在の天皇とが脈々とひとつづきになっている国は、おそらく日本くらいのものだろう。非常によくできた物語設定をベースとして、まさに口伝の物 […]

  • 2021年7月18日

ナラティブの時代が到来。アトリエライフの「未来予想図」をぼんやり考えてみる

さて、前回これからのニューノーマルメディアの実験場としての「アトリエライフ通信」のキックオフコンテンツを紹介した。本チャンのコンテンツに入る前に(まだ書けてないという説が濃厚であるが、編集部に問い合わせたところ「担当者が出張中でお答えできない」との回答であった・・・)私が軸足を置く広告業界の過去・現 […]

  • 2021年7月17日

まえがきのあとがき。と、アトリエライフ通信のキックオフコンテンツのご紹介

さて、20本近くに渡ってつらつらと私のメディア論・広告論・ライフスタイル論についてながーーーい「まえがき」のようなものを書いてきたが、そろそろ本番のコンテンツに入っていきたい。アトリエライフ通信は私個人のオウンドメディアであり、これまで問題提起してきたことを踏まえた、新しい時代のメディアコンテンツの […]

  • 2021年7月16日

ダイエット効果抜群!?「言葉のあたりまえ体操」で激やせするメディアたち

広告クリエイティブの基本は「一語一画(ワンビジュアル・ワンキャッチ)」であり、様々なスタッフが絡むがその根本はコピーライターの「言葉」とデザイナーの「ビジュアルイメージ」の会話によって成り立つ世界だ。両者の綱引きによってメッセージの精度は上がり、99%無視されるはずの情報が初めて人の目に留まり、時に […]

  • 2021年7月14日

自分自身のハートをラボにする。「気分」を大量生産する仕事の基礎研究

ブランディングとは何か?一言でいえば、あるシンボル(=ブランド)にまつわる「好ましい感情」を人々のココロの中に積み重ねていくことだ。我々は一生を通じて様々な人々と関わるが、同じように数えきれないほどのブランドとも関りを持つ。購入する前から、商品から我々への広告という挨拶によって既に関係性は始まってい […]

  • 2021年7月13日

世界で初めてワクチンを創った男。パスツールの「心にクエリを立てる」生き方

レイチェル・カーソンが唱えた、この世界の素晴らしさに目を見開く感性「センスオブワンダー」とともに、私が大好きな言葉がある。それは、世界で初めてワクチンを開発し、パスツール研究所を設立したルイ・パスツール博士の「Chances favor for Prepared Mind」という言葉。ひらめきは、そ […]

  • 2021年7月12日

一瞥して一蹴、の謎。企画の良しあしを瞬間で判断できるカラクリ

駆け出しの広告マンだった頃、私もコピーライター養成講座なるものに通った。1クラスに120人、広告の道を志す若者(少なくとも半年で40万円を支払うほどには本気)が集って毎週課題を提出し、それを第一線のコピーライターが評価する。電通や博報堂の若手社員も含むそれだけの人間の120案であり、それっぽいコピー […]

  • 2021年7月11日

ニンゲンって、いいな。「万物の霊長」は他の9,999種と何が違うか

ヒトの遺伝子は、紀元の境目であるキリストの頃はもちろん、洞窟に壁画を描いていた時代からほとんど進化していない。文明のゆりかごによって脳の容積が小さくなるなど、見方によってはむしろ退化すらしているという。ただでさえ形質を一世代継承するのに20-30年もかかるというのに、このままでいいのだろうか。 ヒト […]