神保康介 | ホイポイプロダクションズ
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神保康介 | ホイポイプロダクションズ

コピーライター/外付け編集長/マーケター(フリーランス)|広告生まれ、編集育ち|リモートシフトを機に16年間の東京生活に終止符を打ち、淡路島にiターン。マーケター&コピーライターとして独立。丸いホイポイカプセル型のドームハウスで制作業務に集中する日々を送る◀ベーシック「ferret編集部」で編集長業務&記事広告40本執筆◀カカクコム「キナリノ編集部」で広告部マネジャー/記事広告70本執筆◀DeNA「iemo編集部」で広告制作ディレクター/記事広告50本執筆◀アサツー ディ・ケイ(ADK)でアカウントプランナー◀新卒で上京し、日経社でアカウントプランナー◀関西学院大学 卒業(2004年)◀兵庫県生まれ

  • 2025年6月21日

日本人とスーパースター。認知科学で読み解く長嶋茂雄&坂本龍馬のカリスマの秘密

「この長い物語も、おわろうとしている。人は死ぬ。竜馬も死ななければならない。その死の原因がなんであったかは、この小説の主題とはなんのかかわりもない。」 司馬遼太郎「竜馬がゆく」最終話の一節だ。久しぶりに全8巻を再読し、英雄の人生に想いを馳せていた矢先の報せだった。長嶋茂雄が、この世を去った。 竜馬( […]

  • 2025年6月7日

生活者のニーズの隙間をこじ開ける。「シーン限定訴求」の積み重ね効果

「朝専用」など利用シーンを限定することで商品のエッジが立ち、存在感が立ち上がる。茫洋たるマーケットの中で普段は埋もれていても、特定の時間帯と紐づけておくことで定期的に想起されるブランドになれる。今の生活者は賢いのでシーンを限定したからといって用途は狭まらず、特性はクリアに伝わる。 一つのブランドの利 […]

  • 2025年5月24日

生涯忘れないブランド体験記憶をつくる。体験価値の時代に最適な「箱型アプローチ」の威力

エンタメを中心に「新種の体験価値」が生まれ、生活者の感度も養われている中、ブランドも体験型のコミュニケーションが活性化している。最も手軽なのはOOHのメディア掲出だが、最近はポップアップ型の体験場や展示会も増えている。会場という世界観があることでエッジの効いた体験価値提供ができ、一度で忘れられない体 […]

  • 2025年5月10日

「ルール」という名の表現手法。企業の「意志」を一気に浸透させる骨太の一手

社員同士が「価値観」でつながる時代、企業のインナーコミュニケーションの重要性は増しており、MVV策定はもちろん社内報や社内ポッドキャストなども活発になっている。ただ何より鋭利にトップの意志伝達を可能にするのはそれに紐づく新たな「ルール」を提示すること。これでホンキ度が一発で伝わる。 企業の未来に向け […]

  • 2025年4月26日

ほっこり➡にっこりで生活者と「仲良し」になる。日本人の弱みを突く「くすぐり表現」の威力

通りすがりの見知らぬ受け手とコミュニケーションするフックとして気づきが有効だが、もうひとつ「くすぐり」もある。チャーミングなくすぐりによってココロがほぐされて怒る人はいない。そしてロングエンゲージメントに向いている。キャラクター展開はこの「くすぐりコミュニケーション」がコアエンジン。 優れた漫画・ア […]

  • 2025年3月15日

「モノ」ど真ん中の捉えなおしでブランド鮮度を更新。「物性シズル」を掻き立てるアプローチ

国民食やロングセラーのお菓子など、日常にすっかり溶け込んでしまったおなじみ商材の魅力を改めて喚起するには「物性シズル」を別のアングルから捉えなおさせることも有効。商品の物性ど真ん中を新鮮な角度で見せることで妙に気持ちが掻き立てられ「ひさびさに食べてみたくなる」ようになる。 商品特性のど真ん中である物 […]

  • 2025年3月1日

街をキャンバスにするOOH。ブランド記憶が「点」から「面」に立体化する体験型コミュニケーションの方法

「広く告知する」ことが使命の広告において「あえて潜伏する」「待ち伏せする」ことでメッセージ強度を高められるのはOOH(屋外広告)ならではの醍醐味。ゲリラ戦のように街のあちこちで待ち伏せし、意外なポイントで突如姿を現してメッセージ伝達することでビックリさせ、鮮烈な体験として印象づける。 メディアはメッ […]

  • 2025年2月9日

リモートだからこそ、ココロは密接に。社員のハートをつなぐ「コトバ環境」づくり

リモートの定着と、SlackやZoomなど便利なコミュニケーションツールの整備によって「職場」という概念が更新されつつある。オフィス勤務していても、社内すべてのやりとりが「見える化」されるSlackなどの心理的な影響は大きく、社内チャット空間≒職場空間という認識になる中で、コミュニケーションの質は生 […]

  • 2025年1月19日

「持ちギャグ」としてのブランドミーム活用。いざという時に使えるコミュニケーション資産の運用法

名作CMなどの副産物として生まれる「ブランドミーム」はその時の広告効果の最大化はもちろん、コミュニケーション資産として後々まで残る。これは一回きりの「伝説」にしておくのはもったいない。ここぞという時に芸人の「持ちギャグ」のように取り出すことで、瞬時のスパイクを安定生産してくれる切り札として使える。 […]

  • 2024年12月30日

タイパ星人の新たな相棒。いま再注目される「音声メディア」が熱い理由を考察する

リモートワークの普及で在宅が増え、またオフィス勤務の時もイヤホン利用は当たり前になったので現代人は「耳の可処分時間」が増えている。また今はiTunesに同期させずともスマホとAirPodの組み合わせで家事や散歩中、ジムで身体を鍛えながらなど動きながらでも誰でも聴けるので、人は音声コンテンツと共に生活 […]