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Marketing Insights

  • 2025年3月15日

「モノ」ど真ん中の捉えなおしでブランド鮮度を更新。「物性シズル」を掻き立てるアプローチ

国民食やロングセラーのお菓子など、日常にすっかり溶け込んでしまったおなじみ商材の魅力を改めて喚起するには「物性シズル」を別のアングルから捉えなおさせることも有効。商品の物性ど真ん中を新鮮な角度で見せることで妙に気持ちが掻き立てられ「ひさびさに食べてみたくなる」ようになる。 商品特性のど真ん中である物 […]

  • 2025年3月1日

街をキャンバスにするOOH。ブランド記憶が「点」から「面」に立体化する体験型コミュニケーションの方法

「広く告知する」ことが使命の広告において「あえて潜伏する」「待ち伏せする」ことでメッセージ強度を高められるのはOOH(屋外広告)ならではの醍醐味。ゲリラ戦のように街のあちこちで待ち伏せし、意外なポイントで突如姿を現してメッセージ伝達することでビックリさせ、鮮烈な体験として印象づける。 メディアはメッ […]

  • 2024年12月7日

ブランドメッセージの「臨場感」を上げる。OOH(屋外広告)の効果について改めて考える

多様化するメディアだが、今メインのコミュニケーション経路に絞るとざっくり「スクリーンのあっち側/こっち側」に2分割できる。テレビ、スマホ、PCなど分厚い前者に対して、後者を担うのは基本的にOOH(=Out of Home/屋外広告)。あっち側の世界で見聞きしたものを、こっち側=実世界で改めて接触する […]

  • 2024年11月16日

異常気象が日常化した、いまの時代の処方箋。気象予測データを活用した「お天気マーケティング」

マーケティングの進化は、アドテクによってのみもたらされるのではない。最近目立つのが高度化した気象予測データを活用した「空気を読み、先手を打つ」お天気マーケティング。日本という小さな国でも、地域によって気象や気候は全然ちがう。それぞれの地域ごとに最適なタイミングで広告・商品を投下することで、マーケティ […]

  • 2024年10月9日

新種の感情に「名前」をつける。マーケターが仕掛ける新たなトレンドづくりの秘技

マーケターやコピーライターの仕事は、激変する社会の中で生まれる新たな感情やインサイト(ホンネ)を察知し、そこに一つずつ名前をつけていくこと。生活者の中に渦巻く新しい感情を拾い上げ、名前をつけて見える化することで、それを基点に新たなプロダクト開発や斬新な切り口のマーケティング設計が可能になる。 新しい […]

  • 2024年8月20日

【文明酔い注意報】最適化のパラドックスから生まれる「偶発性欲求」のマーケティング

現代はデジタルのもたらす「最適化」の行き着く先が、逆に「不快」であるという「最適化のパラドックス」を抱える。動画や音楽サブスクのコンテンツレコメンドや SNSのフィードなど、世の中の隅々まで最適化しつくされた結果、人々は刺激の同質化による退屈さやウンザリ感による「文明酔い」のような症状に見舞われ、デ […]

  • 2024年8月11日

LTV時代のマーケティングの勝ち筋。ポッキーとガッキーに学ぶ「青春の1ページに残す」ブランド戦略

人口が減少していく社会でドメスティックな市場を相手に戦う場合、必然的にLTVの重要性が増す。つまり、1人の顧客から生涯どれくらい買い続けてもらうか?そこで重要になるのがブランドコミュニケーションのタイミング。多感な時期に聴いた曲は生涯を通して心の曲になるように、「青春の1ページに残すブランド戦略」は […]

  • 2024年7月20日

【自分時間 vs 社会という敵】しごおわでは一日が終われない若者たちに刺す企業コミュニケーション

あらゆるマーケティングにまつわる思考において、その基点となるのは生活者インサイト。SNSが出てきてからは「盛り・映え」や「共感・推し」などが目立ってきたが、最近の新たなトレンドとして「自分時間へのこだわり」が顕著。外向き➡︎内向きへのぶり返しに、Netflixなどのサブスクやリモートワ […]

  • 2024年7月14日

魅せる保存食「サヴァ缶」や「ワークマン女子」に学ぶ。売り場のモンタージュでブランドのイメチェンを

体験消費の時代、売り場のモンタージュは熱い。モンタージュとは視点の異なる複数の映像を組み合わせることで受け手の解釈の中に新しい意味を生む映像の表現手法。これは売り場の棚戦略でも応用できる。たとえば、パン屋でバスケットを売ればそのまま爆買いしてピクニックに出かける人もたまに出るだろうし、アップルストア […]

  • 2024年7月4日

消費者を主人公にした「魔法の杖」。SNSが変えた暮らしとプロモーション活用へのヒント

コト消費の主役は「体験消費」。これによって人は消費者から主人公になる。昨今話題の新種の体験価値を創出するアミューズメントパークはもちろん、コンテンツ視聴後のSNS上での考察など、あらゆる場面で体験が求められている。主人公たる人々に対しては「ここに行けばこんな自分になれるかも」といった「体験妄想」をい […]