• 2021年8月24日

日常の小さな「夢」を叶えよう。スッキリの積み重ねが生む意外な効用

生きていれば、大なり小なり人はさまざまな夢を見るものだ。画期的なビジネスを創造してアーリーリタイヤメントしたいというような「大きな夢」もあれば、カロリーを気にせず思いっきりマリトッツォをほおばりたいという「小さな夢」もある。花粉症の人なら「目玉を取り出して冷水でガバ―っと洗いたい!」という、妄想の部 […]

  • 2021年8月22日

読者の「気分」を編集する仕事。記事広告の本来の役割とは

TCC(東京コピーライターズクラブ)などの「文壇」のないEditorial AD=記事広告の世界では、良い/悪いの尺度が業界的に共有されていない。このあたりの問題意識については、以前noteにて「良い記事広告とは?」というテーマでまとめたので詳述は避けるが、「とは論」をすっ飛ばして広告の体をなさない […]

  • 2021年8月21日

「物語的枠組み」を使って人生設計してみよう。鍵となる3つのデベロップメントとは

以前の記事で、広告とアートの一番の違いは「解釈を受け手に委ねるかどうかである」と書いた。マーケティング行為の一環として作られる広告は「狙った成果」を獲得するためのものであり、受け手の態度変容をゴールとして逆算して内容が設計される。それに対して、映画を含むアートではその目的が作品ごとに違うため緻密な設 […]

  • 2021年8月20日

仕事の邪魔を仕事にする人たち。生産性問題の最大の容疑者「やぶさか爺さん」

以前の記事で広告代理店の営業は究極の無形営業であると書いた。企画や心理変容など、最初から最後まで目に見えないものを扱い、ひとつずつ納品してお金に変えていく。そんな仕事を回していく中で最大の敵が、社内にも社外にもいるひょうたんナマズ的な存在だ。相談してもYESともNOとも言わず、一旦任せて一週間経って […]

  • 2021年8月18日

追憶の下北沢 | 第一回 「さよならビーグル」

昔、NHK教育で「アルフ」というアメリカのホームコメディドラマが放映されていた。所ジョージがエイリアンのアルフ役を絶妙な吹き替えで演じていたので、好きだったという人も多いだろう。アルフがいるせいでタナー家はしなくてもいい苦労や心配事に巻き込まれる。ガレージを破壊されたりして出費もすごい。ただでさえ神 […]

  • 2021年8月17日

中抜きするのも大変なのだ。食えない広告代理店マンの食えない現実

オリンピック(ピッグだっけ?)関連のゴタゴタで広告代理店の中抜きバッシングが盛んです。ターゲットになっている一位の企業のことはよく知りませんが、私も代理店の中にいた人間なので、中抜き・・もといマージン商売の大変さは身をもって知っています。そんな簡単な商売じゃありません。なぜ大変か、その一番の理由は間 […]

  • 2021年8月16日

終わらないパンデミックと、会社組織の終焉。プロジェクト型シフトで生まれるアトリエワーカー

先週(2021年8月10日)、新型コロナワクチン開発責任者のオックスフォード大学・アンドリュー・ポラード教授が「(ワクチンによる)集団免疫の獲得は不可能」であると発言したことを受け、年内での収束は絶望的となってきた。リモートワークによる在宅勤務も足掛け3年目に入ると、いよいよ「常態化」してくる。住宅 […]

  • 2021年8月14日

空が晴れない時の気晴らしに。おうち専用の新種目「空中ピンポン」

お盆休みにガッツリ重なる長雨に、気分が晴れないで過ごしている方も多いだろう。聞けば明日も明後日もそんな感じだそうな。そんな鬱屈した気分を吹き飛ばす、天晴れなおうち新種目を発明したので、是非チャレンジしてもらいたい。 おうち専用の新種目「空中ピンポン」 道具は卓球ラケット2つとピンポン球1個、以上。極 […]

  • 2021年8月12日

好きなものを好きといえる時代。歴史オジサンのアイドル化を生む今の気分とは

広告の流れは一昔前の認知獲得全盛の時代からパーセプションの更新(捉えなおし)の時代に移行しているが、何もこれは広告だけに起きている現象ではない。歴史や科学などあらゆる分野が再定義・捉えなおしの流れに入っているといえる。 今再び歴史が動き出した。 新資料の発見により、これまで謎に包まれていた明智光秀の […]

  • 2021年8月11日

連載小説 | 止まり木ハミングバード ~第二話「帽子の女」

~前回までのあらすじ~ 小さな広告代理店に勤める僕(28)。入社以来担当クライアントも変わらず、週末地元のBarで朝までウダウダと酒を飲む以外はこれといって趣味もなく、変化のない毎日を送っていた。 ◆◆◆ 休日の茶沢通りは自動車の乗り入れが制限され、歩く人のための広場になる。二日酔いのアタマを抱えな […]