• 2021年9月13日

隣接しているのに遥か遠い2つの国。「編集」と「広告」の住人の考え方の違い

広告業界の大きな流れとして、2009年に出版された本田哲也さんの「戦略PR」が発端となり、PR施策による「お膳立て」の上で本キャンペーンを投下するという手法が一般化した。この流れの中で、お膳立ての肝である編集目線を持った広告クリエイターやブティック(嶋浩一郎さんの博報堂ケトルなど)が台頭。私も編集を […]

  • 2021年9月12日

「お疲れモード」の立役者。メディアの劣化したコトバが蝕む社会

これまでも「言葉のあたりまえ体操問題」や「小枝的小技不要論」「何も言ってない言葉たち問題」「揉み手構文と白文字系文学」「哀しきイクメン・イケダン問題」など、幾度となく指摘してきたメディアの劣化だが、その構造はシンプルだ。インターネット、とりわけSNSの普及により国民全員がメディア化した結果、メディア […]

  • 2021年9月6日

負に賭けるより、未来への投資。終身保険という名の「終身刑」に注意せよ

この世の中には明らかにおかしいのに、提供者側の都合で存在し続けているサービスが結構ある。以前登場した「世の中をフクザツにする困ったサービスたち」だ。クソ商品×数打ちゃ当たる型の営業攻勢(社会の迷惑です)によって存続し続けているのだが、そもそもその商品を存続させなければならない理由は「その商品を売るた […]

  • 2021年9月5日

幸せは、心ひとつの置きどころ。我々はみな、ソファという玉座の上の王様なのだ。

岡田斗司夫さんの考え方で面白いなと思っているのが「自分を王様だと仮定する」だ。私たちが毎日食べている食事は江戸時代の殿様よりよっぽどおいしいし鮮度もよい。枕も低反発だし(殿様の枕は高すぎて疲れそう。あんたが一番頭が高いんじゃ)、室温もエアコンで快適だ。さらに隣国から敵が攻めてくる心配もなければ、かわ […]

  • 2021年9月4日

マスプロをなめてはいけない。「この商品は宣伝費をかけてないから・・」のウソ

若かりし頃、飲み会で知り合った人の家に行ったら噂の「アムウェイ」なるものの実演がはじまったことがある。曰く「この洗剤は宣伝コストをかけていないからリーズナブルでも凄く汚れが落ちる」とのことで、塩1gほどを普通の洗剤とアムウェイの洗剤を溶いた水で流すのを見せてくれた。しかしそもそも、汗に多少の塩分はあ […]

  • 2021年9月2日

確かなことは何もないこの世の中に、ひとつだけ確かなこと。

田舎暮らしの楽しみのひとつに、地元食材を味わうというものがある。淡路島は漁業はもちろん農業や畜産も盛んなところで、食料自給率は200%を超えるという。近所のスーパー「SEAPA」の、入ってすぐ左奥に進んだ隠し場所のようなスペースに地元の野菜コーナーがある。島内だと「美菜恋恋市場」のとれとれ市場が最大 […]

  • 2021年9月1日

人生のゴールデン・キーである「時間を味方にする」術の習得法

「時間を味方にする」は人生のゴールデン・キー。全ての人に平等に与えられた一日24時間を無為に過ごさず、有意義に使いきることはもちろん、その24時間を48時間、さらには72時間の価値に変えていく。それが365日積み重なった時、同じニンゲンが過ごした同じ一年でも雲泥の差が生まれる。 時間を味方にする最初 […]

  • 2021年8月29日

Shut your F〇ckin Mouse!哀しき「鼠」の口癖

SNSのDMなどでいきなり妙なテンションで「ご挨拶」してきたかと思うと、一転今度はもったいぶった態度に切り替わる人がいる。無視はしても、その独特の体臭はやはり気分のいいものではない。ITではない方のネットワークビジネスの輩、通称「鼠」である。 鼠の口癖 しかし何故だろうか、彼らからはどれも同じ「体臭 […]

  • 2021年8月28日

料理の度に、愛情ひとしお。「家族想い」の想いに応えた淡路島の新名物(案)

次世代型の物産館である「サブスクエア淡路島」は、買い付けというレジャー体験だけではない。そこで買えるお土産も地域ならではの趣向が凝らされている。前回は”翌日の自分へのお土産“としてのサンドイッチを考えてみたが、今回は日持ちのするものを考えてみる。 さて、飽食の現代、三食バラン […]

  • 2021年8月25日

夜の散歩の到達点。東京の街をひろびろと生きる私なりの知恵

旅先で新しい街を訪れた時、私は必ずその街を歩き回る。ひとつひとつの街角を自分の足で踏みしめて歩くことで、少しずつその街のことを知っていくのだ。ホテルと観光地の往復では、その街についての記憶は何も残らない。私にとって、自分の足で街を歩くことは生きることと同義と言っても過言ではない。その場所で、その街で […]