メディアのNEWS=いま知るべき情報にブランドを載せるための基本がプレスリリース。メディアの「第三者の語り口」によってブランド情報を伝達することで信頼度・確信度が上がり、その後の広告メッセージの受け取り方も変わる。タイアップでもいいが、純粋な編集記事として露出するとさらに信頼性は増す
PR露出はAIO/LLMOの観点でも有効。自社ドメインの外でも盛んに言及されているブランドは、外部リンクと同じく信頼性や重要度を担保するサインとしてAIに認識される。大手メディアの編集記事上に日常的にブランド名が踊るようになると、AIがまとめる情報の中にも自社ブランドが乗りやすくなる。
メディアが飛びつくPRリリースの書き方
メディアインサイトを理解する
プレスリリースの内容をメディアに取り上げてもらうには、メディアインサイトを理解する必要がある。99%のリリースは自社の言いたいことを詰め込むことに汲々としていて、配信後に編集部が受け取って記事化するまでのイメージが描けていない。記事化されたところからの逆算でリリース内容は固めるべき
編集部の人達は超多忙なのでなかなかリリースを取り上げてくれない。でも視点を変えれば彼らの仕事は「記事を作る」こと。この仕事を巻き取るようにすれば当然取り上げられる。まずは理解コストを巻き取る。今ウチでなぜ取り上げるべきか?をパッとわからせる。そして最低限の編集で出せるレベルにする
旬の話題の「一歩先」をデータで明らかにする
調査リリースの本質は編集部側の調査費用を巻き取ることで情報価値を持たせ、取り上げてもらうこと。毎年必ず取り上げられる「定番ニュース」に乗りやすい新たな切り口を狙うのが鉄則。リリース単体でもWebメディアなら記事化してくれるが、地上波ニュースを0→1でリリースだけで作るのは非現実的。
メディアが喜んで取り上げる調査リリースの切り口は旬の話題の「一歩先」をデータで明らかにすること。たとえば昨年帰省鬱が話題になっていれば「男女の意識差」などまだ掘られていないアングルを掘り進める。漠然とした調査で生まれたものはNEWSではなく、What’s NEW?を明確に説明できるものが必要。
シンボリックデータをつくる
メディアに喜んで取り上げられるリリースには、グラフそのものがイシューを立ち上げ、メッセージ化する「シンボリックデータ」が載っている。リリースにする場合、どうしてもいくつかのグラフに切り分けて説明したくなるが、特に地上波はあれやこれやの情報は扱えないので「一点」に集約する必要がある