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2024年

  • 2024年4月27日

新種の体験価値を発見せよ。インサイト埋め込み型のプロダクト開発最前線を考える

戦後~70年代あたりまで、まだモノが希少だった頃は機能価値をそのまま訴求すれば売れた。やがてモノが飽和してくると、広告の売り文句によって差別化を図る必要性が生まれ、気づきや驚きを促すコピー表現技術が発達した(ex.不思議、大好き。:1981年)。 近年になりマーケティングが高度に進化してくると、生活 […]

  • 2024年4月4日

「とりあえずデザイン」禁止令。これしかない「解」を導く超・言語化力の活用法

マーケ現場の「なんか違う」は、一歩目の踏み出しの弱さ=言語的整理の不足が原因。まずはコトバで太い骨格を通した上で(STEP①)、デザインによってそれを肉付けする(STEP②)のが基本だが「それっぽいが何も言ってない未完成なコトバ」をベースに作業を進めることが多い。 デザインは整理する手段ではなく、整 […]

  • 2024年4月3日

「!」型広告と「?」型広告。直近の広告事例を紐解きながら2大アプローチのさじ加減を考察

広告は受け手に「!」を与えるものと「?」を提起するものがある。つまり気づきを与えるアプローチか、受け手に考えるきっかけを与えるアプローチ。そのどちらも、送り手は明確な意志をもってメッセージを鋭利に磨く必要がある。 つまり「?」型であっても、何を考えさせるかは明確でなければならない。フンイキで誤魔化し […]

  • 2024年3月30日

「モチベーション」を忘れよう。毎日の「打率」を上げる、普通を積み重ねる心構え

言葉というのは時に幻想を日常化させる。たとえば「モチベーション」という言葉が一般化すると、うまくいかない理由を「モチベーション不足」に帰属させて安心したくなるが、そんなものは幻想。 行動が引き出されないのは内的要因ではなく、目標の欠落。やるべきことに必然性を見出せればやるし、そうでなければそもそもや […]

  • 2024年3月25日

企画は「途方に暮れる」ところから始める。ゼロベース発想で、これしかない「解」をつくる考え方

人は往々にして過去問や他社事例を安易にパッチワークしてインスタントな解を出そうとしがち。しかしこと広告・マーケティングにおいては、競合の施策を参考にするのはご法度。そもそも差別化をするためのマーケ活動において真似をするなど自己矛盾も甚だしいのである。 さらに表現についていえば二番煎じの方が圧倒的に不 […]

  • 2024年2月23日

旅先の夢の先で思うこと。前に進むことだけが人生の目的なのである

会社員時代、多くの旅をした。旅の目的は「移動すること」そのものにあった。電車が走り出すと、自分を日々縛り付けている場から1mずつ離れていく。旅とは「現状」から離れ、「未来」へと至る象徴的な行為であった。もちろん終わればまた日常に戻るのだが、自分の内面で何かを進めるプロセスだった。 目的地は、車窓です […]