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センスオブワンダー

  • 2022年1月21日

明日からの脚本を書いてみよう。人生を「最高傑作」にする楽しい習慣。

学生時代からやりたいことは文字で描写し、しばらくは繰り返し読むという習慣があった。文字で書くと夢がどんどん弾むのだが、そもそも当たり前のことは夢とは呼ばないのでそれでよいのだ。 「思考は現実化する」なんて陳腐なことを言うつもりはないが、達成したいことの解像度を上げることで数年後には「そういえば叶って […]

  • 2021年11月20日

「いまを生きる」の再定義。Present moment(今この瞬間)を情味豊かに味わいつくす

世の中のあらゆる名言、名作、映画のメッセージをパラフレーズするなら、「いまを生きろ」という一言に集約できるだろう。禅の悟りの境地も「飯を食う時は、飯を食いなされ」ということらしい。これは簡単なようで、日夜当たり前に実践するのは非常に難しい。 今風の言葉でいえば「マインドフルネス」ということになるが、 […]

  • 2021年9月2日

確かなことは何もないこの世の中に、ひとつだけ確かなこと。

田舎暮らしの楽しみのひとつに、地元食材を味わうというものがある。淡路島は漁業はもちろん農業や畜産も盛んなところで、食料自給率は200%を超えるという。近所のスーパー「SEAPA」の、入ってすぐ左奥に進んだ隠し場所のようなスペースに地元の野菜コーナーがある。島内だと「美菜恋恋市場」のとれとれ市場が最大 […]

  • 2021年8月25日

夜の散歩の到達点。東京の街をひろびろと生きる私なりの知恵

旅先で新しい街を訪れた時、私は必ずその街を歩き回る。ひとつひとつの街角を自分の足で踏みしめて歩くことで、少しずつその街のことを知っていくのだ。ホテルと観光地の往復では、その街についての記憶は何も残らない。私にとって、自分の足で街を歩くことは生きることと同義と言っても過言ではない。その場所で、その街で […]

  • 2021年8月21日

「物語的枠組み」を使って人生設計してみよう。鍵となる3つのデベロップメントとは

以前の記事で、広告とアートの一番の違いは「解釈を受け手に委ねるかどうかである」と書いた。マーケティング行為の一環として作られる広告は「狙った成果」を獲得するためのものであり、受け手の態度変容をゴールとして逆算して内容が設計される。それに対して、映画を含むアートではその目的が作品ごとに違うため緻密な設 […]

  • 2021年8月12日

好きなものを好きといえる時代。歴史オジサンのアイドル化を生む今の気分とは

広告の流れは一昔前の認知獲得全盛の時代からパーセプションの更新(捉えなおし)の時代に移行しているが、何もこれは広告だけに起きている現象ではない。歴史や科学などあらゆる分野が再定義・捉えなおしの流れに入っているといえる。 今再び歴史が動き出した。 新資料の発見により、これまで謎に包まれていた明智光秀の […]

  • 2021年8月8日

後悔の先に立つ。10年後の「あの時やっておけばよかった」を先回りしよう

いまだにしみじみと「あの時やっておいてよかったなあ」と思うことのひとつが、大学一年の頃に友人に誘われて行った玉置浩二「ニセモノ」ツアーライブだ。幕が上がると、真っ暗闇から「古今東西」のイントロが少しずつ聴こえてきて、玉置の第一声とともに一気に明転。いまだに鮮烈に憶えている。 この「ニセモノ」というア […]

  • 2021年8月1日

毎日は、愉快なPDCA。アトリエライフ生活日誌

下北沢の狭小住宅にいたころは、庭もなく窓も閉めっぱなし、キッチンも極小であり、ライフスタイルメディアにいながら暮らしを楽しむ余裕が全くなかった。休日の昼にはパスタを茹でたくなるような(まあシモキタの家でも茹でられたのだが)、そんな家に住みたいという願いが叶ってはや8ヶ月が過ぎようとしている。引っ越し […]

  • 2021年7月23日

世界最短の映画評論:レオン

先日、10年ぶりくらいに「レオン」を観た。 私は思う。 好きな映画を聞かれて「レオン」と「ショーシャンクの空に」以外の答えを返せるオトナになるために、僕たちは映画を観るのではないか。 そしてそれを見つけるには、とんでもない数を観なければならない。 THE END.

  • 2021年7月13日

世界で初めてワクチンを創った男。パスツールの「心にクエリを立てる」生き方

レイチェル・カーソンが唱えた、この世界の素晴らしさに目を見開く感性「センスオブワンダー」とともに、私が大好きな言葉がある。それは、世界で初めてワクチンを開発し、パスツール研究所を設立したルイ・パスツール博士の「Chances favor for Prepared Mind」という言葉。ひらめきは、そ […]