後悔の先に立つ。10年後の「あの時やっておけばよかった」を先回りしよう

いまだにしみじみと「あの時やっておいてよかったなあ」と思うことのひとつが、大学一年の頃に友人に誘われて行った玉置浩二「ニセモノ」ツアーライブだ。幕が上がると、真っ暗闇から「古今東西」のイントロが少しずつ聴こえてきて、玉置の第一声とともに一気に明転。いまだに鮮烈に憶えている。

この「ニセモノ」というアルバムは、玉置の他の作品とはレーベルが違うようで、今となってはDVDも手に入らず幻のライブとなっている。玉置自身も気に入っているという「常夜灯」などの名曲をライブで聴けていたのかと思うと、あの時行った自分はスーパーファインプレーをかましていたと思う。

「後悔の先に立つ」生き方。

「後悔先に立たず」というが、元来ひねくれ者の私は「そんなことはないだろう」と常々考えている。少なくともその時々でベストと思える選択をしてきたし、若い頃に戻りたいなどとは1mmも思わない。てか、もうあんな苦労は二度としたくない

基本的に日本という国は好きだが、ネガティブな国民性というか「期待値を予め下げて予防線を張っておく」「すぐに〇〇疲れする」的なシニカルな態度には辟易する。思いっきり「WILL」を打ち立て続けることで、振り返った時に1mmの後悔もないという状態は作れるはずだ。これからも、後悔の先に立ち続けてやろうと思う。

今しかできないファインプレーをかまし続ける

あの時のファインプレーは、玉置のライブに誘った友人とファンクラブに入っていた友人の兄かもしれないが、思い出す度に自分を喜ばせるこの出来事を教訓に、今日も私は「今しかできないファインプレー」をかまし続けていきたい

玉置浩二ライブ
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