本宅なし、別荘生活。という生き方を思いついたので、やってみた。

コロナをきっかけに日本社会も10年は進んだという噂を耳にしたので、自分のライフステージもちょっとワープさせてみようと、17年過ごした東京を離れ故郷兵庫県の淡路島に移住した(詳しい経緯はコチラ)。ふとひらめいた「本宅なし、別荘生活」というアイデアがアタマから離れなくなり、実行せずにはいられなくなったのがその理由だ。

住む場所を変えたら、物事の見え方が変わった。

移住して既に半年以上が経過したが、毎秒「移住してよかった」と思っている。メシも空気も抜群に美味いし、別荘地だからご近所づきあいのストレスもない。朝は鳥たちの歌声に包まれて目を覚まし、夜中耳を澄ますと波の音も聴こえてくる。

また、夢も広がる。東京だと坪単価が200万円で、戸建て一軒建てようとすると40坪=8,000万円が必要。しかしここだと一区画80坪の土地が200万円で買える。東京の1坪分のお金で、家を建ててさらに芝生の庭とウッドデッキテラスを設ける40坪分の庭スペースまでついてくる計算だ。

東京に住む、とは何だったのだろう。もしそれが通勤の利便性であれば、我々は「会社に通勤するために8,000万円支払っている」ことになりはしないか。それよりは、80坪の土地を買って下記のようなインスタントハウスで仲間との共和国を作るとかも普通に実現できる方が素敵ではないか。

 

人生は、既に変わっているのだ。

コロナをきっかけに、自分の生き方を見つめ直した人も多いだろう。何か新しいことに挑戦しようと思いつつ、大胆な決断をためらう人もいるかもしれない。でも、恐らく既に人生は変わっている。これだけ大きな変化が起きたのだから、自分が踏み出す前に世界の方がとっくに踏み出している。多少大胆でも心配ない。世界の方がもっと大胆に変わっている。

この「アトリエライフ通信」では、私なりのニューノーマルな暮らしの中で得た気づきや発見を軸に、コンテンツを展開していこうと考えている。読んだ方の人生設計の、何らかのヒントになれば幸いだ。

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