- 2026年8月15日
自己表現としての「推し活」。衝動と偏愛の時代における新たな個人の識別票
大きな消費文脈にもなっている「推し活」だが、これは自己表現にもなっている。日々の衝動のほとばしりの先に幾つかの「偏愛」が実り、いびつな果実はみるみる成長する。「私は◯◯だ」による差別化は困難だが、「◯◯大好きな私」なら一発で伝わる。偏愛は情熱の捌け口であり、他者との識別票でもある。 かつては身に纏う […]
大きな消費文脈にもなっている「推し活」だが、これは自己表現にもなっている。日々の衝動のほとばしりの先に幾つかの「偏愛」が実り、いびつな果実はみるみる成長する。「私は◯◯だ」による差別化は困難だが、「◯◯大好きな私」なら一発で伝わる。偏愛は情熱の捌け口であり、他者との識別票でもある。 かつては身に纏う […]
足かけ4年にわたって続いたコロナ禍。世界規模での外出制限など前代未聞の事態を受け、私たちの行動習慣も常識も大きく変わった。 下図はとあるサービスの、コロナ前後の市場規模を比較したものだ。私たちの暮らしに深く根付いたものだが、何のジャンルか分かるだろうか? 出典:コネクテッドTV及び動画配信サービス等 […]
タイトルは私が大学時代に丸暗記した2冊のコピーの本「あの広告/広告コピーはすごかった!」(中経出版・安田輝男著)からとっているが、早くにアタマにぶち込んだおかげで、それ以降「ちょっと背伸びした」文体を目指せるようになった。ちょっと背伸びし続けていると、やがてその目線に合わせて身の丈も追いついてくるも […]
誤植もせず、厳しいダメ出しをしてもへこたれないAIエージェントの登場により、いよいよ自分の弟子をつくれるようになってきた。ということで目下クラウド編集部を鋭意編成中なのであるが、なかなかいい文章を上げてくるし(師匠がいいのだろう)フィードバックする度に積み重なってる感があっていい感じ。 僕の場合は相 […]
一般的な発想法やフレームワークと別に、自分オリジナルの考具をストックすることで「あの人らしいアイデア」が生まれる基盤ができる。個性や独自性というものは気合いやパフォーマンス、旅先の自分探しでは辿り着けない。自分ならではの思考をコツコツと積み重ねていく先に自然と立ち現れてくるものだ。 私の場合、一番の […]
広告・マーケティングを考える時、私たちは必ず今のキブンやトレンドを意識する。だが、それを纏っているのは「生き物としてのニンゲン」だ。表層にとらわれてその根っこにある習性や普遍的なクセを見逃せばいつまでたっても芯を喰った企画は生まれない。 「ヒトはどのような生き物か」を捉えなおすことが、マーケの基礎体 […]
キャリアデザインが当たり前の社会になると条件面以外に「この会社で働いたらどんな自分になれるのか」という成長イメージの提示が必要になる。これはちょうどモノ消費からコト消費文脈への広告コピーの語り直しに似ている。労働資本の対価として、機能ベネフィットだけでなく「情緒&自己実現ベネフィット」を鮮や […]
OOHの一番ダイナミックな活用法は、その「場」の文脈=気分の高まりを狙い撃ちしたメッセージをピンポイントかつ大量に送り、望ましい認識の大量生産を可能にすること。わかりやすい例のひとつが地方空港や新幹線駅で「着いた」瞬間の気分に対して打つ「お出迎え広告」。これは絶対ハズさない。 最強の認知セットは「〇 […]
都市部の駅構内は人流が最も多い場所。駅を展示会場に見立てる『駅シビション広告』はメッセージを臨場感高く伝えられる。わざわざどこかに出かけなくても「移動のついでに見られる」のでタイパやコスパもよく、体験価値も高い。コストはかかるが、展示会の会場&設営・撤去&集客コストと相殺できる。 広 […]
鰻やサンマなどこれまで空気のように存在した日常のあたりまえが失われる時、改めてその本来価値に光が当たり、まばゆい輝きを取り戻す(この秋久しぶりにみた脂の乗った一本300円のサンマは本当にまばゆかった)。人々の価値観の揺り戻しが起きる時、それに呼応してブランドコミュニケーションも動く。 食材の供給難と […]