- 2024年5月23日
「符牒」としての広告コピー。一行でパッとイメージが拡がる脳のスイッチの押し方
広告コピーとは一瞬の接触で受け手のアタマの中にブランドイメージを喚起する「符牒」である。短い言葉そのものの意味ではなく、そこから引き出される膨大なイメージこそが実態価値だ。符牒のやりとりには予め認識のすり合わせが必要だが、多くの場合は文化コンテクストがその代替となる。 良いコピーとは「一行でパッとイ […]
広告コピーとは一瞬の接触で受け手のアタマの中にブランドイメージを喚起する「符牒」である。短い言葉そのものの意味ではなく、そこから引き出される膨大なイメージこそが実態価値だ。符牒のやりとりには予め認識のすり合わせが必要だが、多くの場合は文化コンテクストがその代替となる。 良いコピーとは「一行でパッとイ […]
ブランディングとは何か?一言でいえば、あるシンボル(=ブランド)にまつわる「好ましい感情」を人々のココロの中に積み重ねていくことだ。我々は一生を通じて様々な人々と関わるが、同じように数えきれないほどのブランドとも関りを持つ。購入する前から、商品から我々への広告という挨拶によって既に関係性は始まってい […]
ライフスタイルメディアにいた頃、担当するほとんどは大手企業の「誰もが知るブランド」だった。ある時先方の本部長が「こういうメディアに出さないといけないのはわかっているんだけど、読者は既にうちを知ってますよね」と腑に落ちない様子であった。 しかしそれは否定したいわけでなく、納得できる出稿理由を求めている […]